市営地下鉄ブルーライン片倉町駅から徒歩8分。神奈川区神大寺にある歯科「河野歯科医院」。土曜診療、日曜は隔週診療。女性医師在籍のため、女性の方、お子様もリラックスできる環境です。

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歯周病治療

歯周病(歯槽膿漏)は患者さんに正しい理解がなされ、歯科医院が正しい処置を行い、患者さんと歯科医院がその後もしっかりと連携がとれていれば、病状は改善維持されます。 また同時にそれは虫歯を予防する事にも繋がります。歯周病治療とは、自分の歯を残すため、自分の歯で噛むために最も必要なものです。

歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因です。

歯周病(特に初期~中期にかけて)は痛みなどの自覚症状がほとんど出ない場合も多く、 そのせいで気付くのが遅れ、歯科医院を受診した時にはすでに深刻な状態にまで 病状が進行していることがよくあるというのが歯周病の恐ろしいところです( "silent disease"と呼ばれるゆえんです)。 日本人の成人の85%以上はこの歯周病に罹患しているといわれています。この進行をどこかで止めないといけません。

歯周病の治療法

治療ですが、これは至って明快です。
歯周病は歯に付着した細菌の塊(デンタルプラーク:歯垢)によって引き起こされた病気ですから、その原因であるプラークを歯面から除去すればいいのです。

歯肉炎(歯茎から出血するが、歯を支持している組織に炎症が及んでいない状態)の場合

患者さんご自身が正確なブラッシングを行うこと、歯科医師・歯科衛生士が専門的に歯と歯茎の間に溜まったプラークを除去することによって、健康で正常な状態に戻すことが可能です。

歯周炎(歯と歯茎の間にスペース=歯周ポケットができ、排膿、口臭が始まり、炎症が歯を支持する組織に波及した状態)の場合

歯科衛生士あるいは歯科医師のような専門家が、細菌を歯茎の下の根面から除去する事が必要になります。


一旦歯周病に罹患し、歯周組織炎に至ると歯と歯茎の間にポケットのような状態 (歯周ポケット)ができあがり、この中には多種の細菌が住むことになります。 こうなると必要ならば麻酔下で機械的に歯肉下に隠れた根面を清掃するスケーリングと言う処置が必要になってきます。 俗に言うスケーリングとは、歯肉の上の歯面に着いた歯石(これは唾液の中のカルシウムが石灰化したもの)をとることですがこれは割と簡単にとれます。 一方歯茎の下に着いた歯石(歯と歯茎の間の下に貯まった細菌の死骸などが石灰化したもの)は根面にかなり強く着いていますので取るのはかなり厄介です。 歯茎の下の根面には細菌が付着しやすいので丁寧に時間をかけて取り除く必要があります。

深い歯周ポケット(6ミリ以上)においては時に歯周外科(歯茎を開けて、根面を清掃する治療)が必要な場合も生じてきます。 なぜ歯周外科が必要になる場合があるかというと、歯周ポケットが深くなってくると手用器具がポケット底にまで達しませんので、 歯茎を開いて根を直接目で見て根面を清掃する専門的な手術(歯周外科)が必要になります。

こうなってきますと、非常に歯周病の治療が難しいものと考えがちですが、 そのターゲットは歯面にあるわけですから、理論的にはそれほど難しいものではありません。 ただし、歯周外科をせずに歯周炎を改善できるのが理想的です。

最近では、ケースによってですが再生療法であるGTR法、あるいはエムドゲイン療法により抜歯予定の歯の保存も可能になってきました。 抜歯の前に、まず歯の保存することを考えましょう。 しかし感染が根の先まで及んだ場合、歯を残すことは不可能になり抜去せざるを得ません。

治療後のメインテナンスは治療より大切

歯面から除去せねばなりませんが、たとえ除去して健康になったとしても歯茎の上に その原因であったプラークがまた付いてしまえばまた同じ病気が再発します。 ポケットの中から術者が細菌を除去した後、歯の上にまた細菌が付着するつまり歯ブラシがうまく使えないと ポケットの中の細菌が4~8週間でまた増えてくるということがわかっています。 ですから歯周病の予防には歯ブラシでできるだけプラークが付かない様にすること、歯科医院で1~2ヶ月に一度は機械的清掃をすることが大切になります。 たくさんのマウスウォシュ(洗口液)、歯磨き粉が市販されていますが、残念ながら一度歯面あるいは 根面に着いてしまったプラークを取り除く薬剤は現在の所ありません。 洗口液、歯磨き粉はあくまで補助的なものと考えた方がいいと思います。 歯周病を予防するためには、 患者さん自身のプラークコントロールに加え、術者つまり衛生士達による積極的な 機械的あるいは化学的なプラークコントロールが大切なのです。